ズルいと言われるが・・・

どうも、門楼路傍 樫園 です。 

先のブログにも書きましたが、新しい方法や考え方をコンスタントに生み出してると、『あいつばかりズルい』とか『インチキやってんじゃないの?』なんて陰口をたたかれるのは当たり前、時には堂々とクレームしに来るヤツまでいます。

当たり前の話ですが、創意工夫や発想は自由で、誰も助けてくれません。そこが分かってない・・・

『こうやったら新しいものが見つかるよー』なんて導いて貰えることを期待しているとして、そもそも『新しいものを見つける方法』を考え出すこと自体は新規ですが、そのお膳立てにのって見つけたものは派生物に過ぎません。

だから、食い尽くしたら終わりで、自分で狩りにいけない、畑を耕せない。原始時代だったら飢え死にですね。ふと思ったのですが、だから太古に『支配して奪う』というやり方が生まれたのかもしれません。

だとすると、『奪っちゃえ』というのは生存本能から来る根深い問題なんでしょうね。人間の業。

話は戻って、仮に三顧の礼をもって創意工夫や発想のコツを聞かれたとして、私が言えるのは『広く見聞きして、考え抜いて、大怪我しない程度にやってコケてみる』だけです。

まず『広く見聞きする』。『いますぐ役に立つ』もしくは『将来役に立つかもしれない』情報を集めることを、まるで毎日歯を磨くのと同じようにやってますか?誤解のないように言うと『いますぐ役に立つ』イコール『答え』ではありません。

この、知識とはいいがたい情報の塊を燃料にして、『考える』のではなく『考え抜く』のです。両者の違いは、小さくてもいいから結論まで到達できるかどうか否か?ですね。だから、何らかの課題意識を持つことも必要です。

で、必ず試してみること。失敗から学ぶことは非常に多く、だから『大怪我しない程度にやってコケてみる』のが大事なんです。99%は失敗ですから。

自分は優秀だとか頭が良いと思っている人ほど、失敗を極端に嫌がります。だから経験値が上がらないんです。『この考え方は間違いだった』とか『こうやると失敗する』・・・これは立派な結論なんですが、プライドが邪魔するんでしょうね。やっても闇に葬り去る。

だから、同じところをぐるぐる回って這い出せないんですよ。当たり前の話です。